なぜ、使い捨て手袋が必要か?
手は、直接食品に触れる機会が最も多く、その清潔保持には特に注意しなければなりません。
手をよく洗っても、最近やウイルスを完全になくすことはできないからです。
トイレ後の手には大腸菌、手の傷には黄色ブドウ球菌が付着しています。
また、最近ではノロウイルスが原因の食中毒も増えています。
手袋を着用することで、手から食品への細菌・ウイルス汚染の予防につながります。
使い捨て手袋 選ぶときのポイント
当店で取り扱う使い捨て手袋は種類が豊富。迷った時にはこちらも参考にしてくださいね。
素材で選ぶ
- ポリエチレン製手袋
1枚当たりの樹脂量が少なく、ごみ量削減に貢献。
焼却時に有毒ガスが発生しない高密度ポリエチレン(HDPE):素材自体に強度あり。裂けに弱い。
低密度ポリエチレン(LDPE):素材自体にしなやかさと伸びがある。
- ニトリル製手袋
アクリロニトリルブタジエン。合成ゴムの手袋。
フィット感があり、細かな作業にオススメ!
天然ゴム製手袋などに比べて耐油性・摩耗性に優れている。
- ポリ塩化ビニル製手袋
合成樹脂の手袋。
やわらかく手にフィットし、長時間の細かな作業にオススメ!
食品加工向けのものと、食品加工向け以外のものがある。
- 天然ゴム製手袋
ゴムの樹から採取される樹液から作られた手袋。
しなやかな風合いと肌触りが特徴。
天然由来原料を使用しているため、アレルギー反応を起こす場合あり。
色で選ぶ
当店では、ホワイト(あるいはナチュラル、半透明)とブルーの2色を取り扱っています。
食品加工場や飲食店の厨房なのでご使用の場合、異物混入対策にはブルーがおすすめです。
ブルーは食品にない色なので、手袋が破れるなどして万が一破片が混入してしまった場合に発見しやすいのです。
また、製造ラインで色分けする場合にも使い分けが可能です。
厚みで選ぶ
商品により若干厚みが異なります。
薄い厚い | |
薄い厚い | |
表面加工(エンボス有無など)で選ぶ ※ポリエチレン製手袋
特徴 | 対象商品 | |
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エンボス加工なし | 表面にエンボス加工をしていない、シンプルな手袋。 |
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型押エンボス加工 | 片面は外エンボス、もう一方は内エンボス。 |
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外エンボス加工 | エンボス目は手袋の外面に。 |
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内エンボス加工 | エンボス目は手袋の内面に。 |
粉付・粉なしで選ぶ ※ニトリル製手袋、ポリ塩化ビニル製手袋
手袋についている粉は、コーンスターチです。食品添加物なので、食品に触れても問題ありません。
気になる場合は、粉なし(パウダーフリー)をお使いください。
食品加工に使用できる・できない(当店取扱製品)
ポリエチレン製手袋 | 食品加工に使用できる ※食品衛生法に適合している | |
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ニトリル製手袋 | 食品加工に使用できる ※食品衛生法に適合している | |
ポリ塩化ビニル製手袋 | 食品加工に使用できる ※食品衛生法に適合している |
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食品加工に使用できない ※清掃・園芸・介護などに使用 |
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日本調理用手袋協会と「CGマーク」について
日本調理用手袋協会で規定された食品衛生自主基準に適合した製品に表示するマークです。
※このマークがなくても、食品衛生法第370号の規格基準に適合している手袋は調理等にお使いいただけます。
- 「使い捨て手袋」についてもう少し詳しく知りたい
- 定期的にケースで購入したい、大量購入したい など